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2007年10月21日

神無月二十一日の歌

筑波では木槿の花の咲き終はる頃に酒田で山茶花咲くとふ


一夏を咲き通したムクゲの花が、まだ名残の花をつけている。七月には咲き始めているから、三ヶ月以上も咲いていることになる。

花の時期の長さでは、サザンカも負けてはいない。秋から春先まで、ずいぶん長く咲き続ける。

昨日、酒田の父と電話で話したら、実家の庭のサザンカがもう咲き始めたと言っていた。一昨年の引っ越しの祝いに、父の友人が植えてくれたのである。

病床の母がベッドのリクライニングを立ち上がらせれば見えるように、しかも、花の時期は紅白幕に見立てられるようにという粋な計らいで、赤い花と白い花の木が交互に植えられている。

母はたった一冬の間だけだが、この紅白幕を眺めることができたわけだ。

関東ではムクゲの最後の花が咲き、東北ではサザンカの最初の花が咲く。日本列島も、なかなか広いものである。

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