神無月二十日の歌
百枚の喪中葉書を刷る音の滲みてくるなり母の亡き秋
十月も、もう二十日になってしまった。今年もあと二ヶ月余りしかなくなった。
今年は、いつもの年以上になんとなく気ぜわしい。というのも、五月に母が亡くなったので、十一月の中頃までには、喪中を通知する葉書を仕上げて発送しなければならないと思っているからだ。
今日はまず、田舎の父の分、約百通を印刷した。父は宛名を全部手書きで書くので、早めに作って送ってやらなければならない。
自分の分はもっと遅くてもいいのだが、なにしろ週末でも休みを取れなかったりするから、できるときにやっておいた方がいい。
いつもの年は、年末年始休暇に入ってから大急ぎで年賀状を作るので、今年はなんだかタイムラグを感じている。
| 固定リンク
コメント