霜月三十日の歌
曇天の去れば狐の嫁入りに濡るるあまたのビニールの傘
このところ続いていた重苦しい曇り空が一段落して、ようやく晴れ間が見えてきたと思ったら、また雨がぱらぱらと降ってきて、天気雨かと思っていたら、また曇ってしまった。
めまぐるしい天気である。
十一月も今日で終わり。明日からは十二月である。今年は時の経つのが、やけに早かったような気がする。これは毎年言っている繰言だが、今年はとくに早い。
一月と三月に、母の看護の応援で酒田に行き、五月にも行くつもりでいたが、それがなんと、葬式になってしまった。七月は四十九日で再び帰郷。その後はめちゃくちゃ暑い夏をようやく乗り換えたと思ったら、もうこんな時期である。
天気も生活も、実にめまぐるしい。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント