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2007年11月11日

霜月十一日の歌

昼前の雨乾かざる銀色の電車はまたも時雨に光る


泊りがけの仕事が終わり、午後二時過ぎに、上野駅から常磐線の快速電車に乗った。

休日の二時ごろというのは、電車も空いている。発車間際に飛び乗ったのだが、座席には余裕があった。

昨日は少し肌寒いほどだったので、コートを着て家を出たのだが、電車の中の暑苦しさに参ってしまった。座席の下から温風が吹き出されて、昼ごろになってもそれが止まらないので、暑苦しくてたまらない。

窓の内側はびっしりと水滴がついて、外の景色なんかまるで見えない。周りを見ると、みんな額に玉の汗をかいている。

ああ、電車の中で凍える夏が過ぎて、ついに電車で蒸される冬が来たのだと思った。毎年繰り返されるパラドックス。

今日の帰路は電車が空いているので、昨日ほどの暑苦しさはないが、それでも、なんとなく暖房が効いていて、コートを着たら汗をかいてしまいそうだ。結局、コートは昨日の朝に着ただけで、後はずっと手に持っている。

それにしても、周囲の女性はすごい。マフラーを巻いて、ウールやダウンのコートを着ている。私が暑がりなのか、周りが寒がりなのか。

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