師走二十四日の歌
我が宿に四半世紀の風渡り川の流れも変わり行くなり
今夜はもうクリスマスイブで、昨日の天皇誕生日の振り替え休日。今年もあと一週間だ。
いつもの年なら、今頃は年賀状を作り終えていなくて、気が急いている頃だが、今年は早々に喪中葉書を出してしまったから、気が抜けたような感じがしている。
年賀状だけでなく、正月の準備みたいなことは何もしなくていい。大掃除さえすれば、勝手に年が明けてくれるのを待てばいい。
我が家の裏の川も、かなり土手が取り崩されてしまい、向こう側の新しい土手がすっきりと見通せるようになった。同じ土地に二十五年も住んだのはここが初めてで、こんなにも大掛かりに景色が変わって行くのを目の当たりにするのも、これが初めてである。
四半世紀も同じ所に住めば、周囲の景色が変わるのも当たり前のことなんだろうが、やはり珍しくて仕方がない。
新年からは、さらに掘り下げて、向こう側の土手まで一杯の川幅にしてしまう工事が始まるだろう。
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