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2008年1月24日

睦月二十四日の歌

大寒を過ぎて銀杏の太き幹にしがみつきゐる葉をいかに見む


0801241

今週の月曜から、一日おきに晴れたり崩れたりしていて、今日は見事に晴れ渡っている。とはいえ、北風が冷たく、空を流れる雲も輪郭が毛羽立っていて、上空の風を思わせる。

今月初めまでは、イチョウ並木の葉の散りきっていないのがあって驚いていたのだが、今日はさすがにすべてきっちりと真冬の姿になっている。

・・・・・・と思ったのも束の間、よく見ると、あちこちの木にまだ黄色の葉がしっかりとしがみついている。

「ええい、見苦しい、とっとと散れ!」 と言いたくなってしまったが、イチョウに罪はない。温暖化が既存の季節感を裏切るまでに進行してしまったということなのだろう。

 

 

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