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2008年1月19日

睦月十九日の歌

蟷螂の卵のありて冬枯れの枝も大地の水吸ふと知る


我が家のフェンス際にあるアジサイは今、丸裸である。枯れ枝のように見えるが、これでも季節になれば葉が出て、花もつける。

その丸裸のアジサイをふと見ると、カマキリの卵がついている。隣り合わせて二個ある。

カマキリの卵は、その冬に雪の積もる高さに生み付けられるというが、この卵は私の胸ぐらいの位置に付いている。まさかこの高さまで雪は積もるまい。

先日ラジオで、カマキリが雪の積もる高さを知っているわけじゃないらしいという話を聞いた。カマキリは、草や木の内部の水の上昇する音を聞いているのだそうだ。その水の音によって、雪の積もる高さを知るらしい。

ということは、こんなに枯れ枝のように見えるアジサイも、実は生きていて、きちんと水を吸い上げているもののようなのだ。

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