睦月十日の歌
昼時の街の人波見下ろして阿呆阿呆と烏鳴くなり
今日は夜明け方がとても寒かったが、その分、真っ赤な朝日と一面に霜の降りた光景がとても美しかった。ところが、朝から時間に追われてばたばたしてしまったので、せっかくの美しい光景の写真を撮りそびれてしまった。残念。
都会の景色は、とくにこの季節の場合は代わり映えしないので、あまり面白くないのだが、今日はちょっと変わった写真が取れた。
昼時に神田の道路を歩いていると、頭のすぐ上から、「アホウ、アホウ」 という声が聞こえる。本当に 「アホウ、アホウ」 と言っている。
見上げると、信号機の上にカラスが止まっていて、昼食に出た人の波を偉そうに見下ろしながら、阿呆呼ばわりしている。道理で、カラスというのはあまり可愛がられないわけだ。
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