睦月二十五日の歌
遥かなる影際立たす木枯らしに庄内の地の吹雪を思ふ
昨日から外界は強風が吹き荒れて、常磐線も用心のためにのろのろ運転になり、帰宅に手間取ってしまった。冬型気圧配置は強まる一方で、夜になっても風の音は止まず、飛行機でも飛び続けているのかと思った。
天気図を見ると、密度の濃い縦じまである。なるほど、これなら仕方がないと納得した。
庄内 Cam グループ さんのリアルタイム写真画像をみると、こがね Cam さんの写真で見る限り、国道七号線バイパスは、路面の積雪はない。酒田の街は、それほど雪の積もるところではない。
しかしl山居 Cam さんは、ガラス面に雪がこびりついてしまって、ホワイトアウトしている。積雪はたいしたことがなくても、酒田の雪は上からじゃなく横から下から吹き付けるので、風上に向かった窓はこんなふうになる。
酒田をはずれ、月山街道に向かう国道一一二号線は、朝日 Cam さんの写真をみると、路面も白くなっている。日本海側の冬は大変である。
一方、関東は強風のために空気中の余計なチリや湿り気が飛ばされてしまい、遠くまでくっきりと見通せる。庄内だと冬の強風は地吹雪を伴い、何も見えなくなるので、正反対だ。
冬になると、庄内と関東は別の国になる。
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コメント
こんにちは、ちょっと緩みましたが、先週から悪天候が続いていて暴風雪、地吹雪、つるつるでした〜。(;;)
TBさせて頂きました。
投稿: balaine | 2008年1月29日 16時59分
balaine さん:
本当に本当に、ご苦労様です。
そこまで行くと、道路交通も大変でしょうね。
一番恐いのは、アイスバーンのツルツルです。
私も一応庄内の生まれなので、雪道の運転はそれほど緊張しませんが、アイスバーンだけは、本当にごめん被りたいです。
投稿: tak | 2008年1月29日 19時12分