如月二十四日の歌
幅広き流れとなれば吹き下ろす風受けてこそ波も立つなれ
昨日の午後から一天にわかにかき曇り、一日半の暖かさがあっという間に遠ざかって、真冬の寒さに戻ってしまった。
大変な強風で、電車のダイヤは乱れまくったらしい。我が家の次女が幕張メッセで開かれるコンサートに出かけたのだが、行き帰りは大変な目にあったようだ。
ところで、昨日はどさくさ紛れに 「春一番」 の南風が吹いていたらしい。その後の北西風が強烈すぎたので、全然印象に残っていないのだが。
ニュースもかなり混乱している。電車のダイヤが乱れたのは、春一番の風のせいというよりは、その後の北西の強風のためなのようなのだが、多くのニュースの見出しでは、春一番が関東で猛威をふるい、交通が乱れたということになっている。
これについては、気象予報士の森田正光さんも一言二言述べている。(参照 1、2)
冷たい強風は今日も続いていて、外に出ると体感温度は真冬以下だ。我が家の裏の川は、なまじ川幅がひろくなったせいで、かなり波だっていて、ちょっとした迫力だ。
これまでは、狭い川幅が両側の土手に守られて、いくら強風でも川面の波は目立たなかったのに。ちょっと一丁前になると、世間の波風もまともに当たってくるのだろう。
今日はなんだか道歌っぽくなってしまった。
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