如月十五日の歌
新しき土手に菜の花咲く日まで幾つの春を我は越すらむ
我が家の裏を流れる川の拡幅工事が、いよいよ最終段階にさしかかっている。
写真で、川の真ん中に中州のように見えているのが、元々あった土手の崩されていく姿である。その向こう側に、新しい堤防ができていて、古い土手はどんどん掘り崩されて、姿を消していく。
以前は、「裏の小川」 と言っていたのだが、これからは、「裏のフツーの川」 と言おうか。
大雨が降っても、以前より水位の上昇の心配がなくなるのはありがたいが、春になっても向こう岸に乱れ咲く菜の花が眺められないのは寂しい。こちら側の土手から種が飛んで、向こう側にも咲くようになるまでに、どのくらいかかるだろう。
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