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2008年2月21日

如月二十一日の歌

空蝉の面影消えて更地には水道管の名残のみ見ゆ


今日の写真は、説明なしではわからないと思う。これは常磐線取手駅近くの空き地の、(多分) 水道栓である。

ここには昨年の秋ごろまで、立派な土蔵のある住宅が建っていたのだが、きれいさっぱり取り払われて更地になってしまった。そして、水道栓だけがちょっと地表に顔を出している。

発泡スチロールで覆われて、それを黒いビニールテープでぐるぐる巻きにしていたのだが、日が経つにつれて、テープははがれて、吹流しのように風になびくようになってしまった。

今日は風が弱いので、こんな風にだらりと地面に横たわっている。あっけらかんとした哀しみのただよう風景である。

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