弥生三十一日の歌
花冷えの雲の晴れ間の水色の空の青みの増してゆくなり
年度末。明日から新年度を迎えるところが多いが、ここまで押し詰まるとかえって呑気なものである。
花冷えが続いていて、今朝も冷たい雨に震えたが、昼から晴れてくるとの天気予報通り、二時過ぎにはだんだん雲間から青い空がのぞき始めた。
それでも相変わらずの北風で、晴れた割には暖かさは戻らない。桜の咲く頃の天候は不順である。冬が終わって春が来たという安堵の思いが、時々戻ってくる寒さのためにぐらぐら揺さぶられる。
写真は千代田区内の昭和通りの交差点で写したもの。通りの上を首都高速が走っている。
ちょっと前まで使っていたデジカメの機種では、これほど広角で広い範囲を写すことはできなかった。自分で写してびっくりしている。
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