卯月二十九日の歌
ひたすらに揚雲雀鳴く昭和の日この青空に悪しきもの見ず
昨年のこの日の日記にも書いているが、とにかく 四月二十九日という日はよく晴れる。十一月三日もそうだが。
平成十七年の十二月にこの和歌ログを初めて以来、昭和の日 (一昨年までは 「みどりの日」) と文化の日 (昔の 「明治節」) は今日を含めて八回だが、写真をみればすべて上天気である。
私もかなりの晴れ男だが、昭和天皇と明治天皇の足元にも及ばない。
平成の御代になって、もう二十年である。昭和は二昔も前のことになってしまった。私は六十四年間あった昭和の後ろの方の半分以上を生きて、まあ、記憶にあるのはちょうど半分ぐらいのものだ。肝心の戦争の時代は知らない。知らなくて幸いである。
写真はローアングルで土手を写したもの。向こうの青空では、揚雲雀が盛んに鳴いている。
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