卯月十一日の歌
初夏となり木漏れ日作る同じ葉と思われぬほど若葉幼し
雨の降り続いた昨夜は、車からでると白い息が見えるほどに冷え込んだ。毛布を一枚余計にかけて、ちょうどいいぐらいの夜で、明け方になってもちょっと寒いぐらいだった。
それでも、駐車場から取手駅に向かう道すがら、雑木林の木々の細枝に小さい若葉が点々と顔をのぞかせ始めている。若葉の色をみると、やはり心が浮き立つ。
あと一月もすれば、この薄緑の若葉はかなり大きくなって、見上げれば木漏れ日を作るようになる。季節はどんどん進んでゆく。
昼頃に雨は上がり、明るい日が差してきた。しかしこの晴天も土曜日までで、日曜日は下り坂になるという。このように天気がめまぐるしく変わるのも、春になった証拠である。
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