卯月十五日の歌
新緑の稚魚思はする幼きも銀杏は銀杏の葉の形なり
暖かくなったり寒くなったりの繰り返しだが、今日はなかなか暖かい。コートを着ている人はあまり見かけない。
神田の歩道のイチョウ並木に、新緑がちらほら見え始めた。稚魚の泳ぐのを思い出させるような、小さな小さな葉である。
よく見ると、小さな小さな葉も、きちんとイチョウの葉の形をしているのである。当たり前のことだが、なかなか大したものだ。来月になれば、立派な若葉になって木漏れ日を見せてくれる。
ところで、木漏れ日を下から見上げるとそれぞれが丸く見えるのは、太陽が丸いからだと聞いたことがある。試しに星形の光を当てると、星形の木漏れ日になるそうだ。どんな風にして星形の光を作るのか知らないが。
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