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2008年4月19日

卯月十九日の歌

八重枝垂れ花の色香を愛でて後 弥陀の光に包まれんとす


福井での仕事を終えて、昨夜は滋賀県の長浜に一泊し、今日は京都に脚を伸ばしてみた。天気は期待通りに回復。晴れ男の効き目がようやく現れた。

朝一番の新快速電車で京都に行き、バスで金閣寺に行く。修学旅行でお馴染みの寺だが、私は修学旅行で京都に来たことがないので、なぜか今まで北山方面には来たことがなかったのだ。

絵はがきで見た通りの金きらきんの金閣の周りは、修学旅行の中学生で一杯だ。早々に切り上げて、竜安寺に向かう。かの有名な石庭を初めてナマで見る。なんだか見とれてしまって、なかなか腰を上げられない。久しぶりに心地よくぼぉぉぉぉっとした。

金閣寺から仁和寺までの道は、近頃 「きぬかけの道」 というらしい。立命館の学生たちは、なかなかしゃれた名前の道を通っているわけだ。

で、きぬかけの道を辿って、次は仁和寺。仁和寺ってやたらと規模がでかい。兼好法師の時代はもっと大きかったらしいから、なるほど、先達がなければわけがわからなかっただろう。

仁和寺の桜は御室桜 (おむろざくら) といって、背が低くて横に広がる。品種的には有明というのが多いようだが、ヤマザクラのように葉と花が同時に出るので、ソメイヨシノとはまた別の風情がある。

写真はその御室桜である。とにかく、京都は桜のバラエティがある。ソメイヨシノ一辺倒の関東とは違って、深みを感じる。

仁和寺を出て、今度はすぐに地下鉄で東山に向かう。今の京都は東西線という地下鉄があるので、あっという間に横断できて便利だ。

東山はまず、銀閣寺。今日は金閣銀閣の揃い踏みである。しかし銀閣寺は肝心の銀閣が屋根の補修とやらでネットで覆われており、残念。この頃にはだんだん時間に追われてくる。

哲学の道を辿って、南禅寺に急ぐ。湯豆腐を食べている暇なんかない。とりあえず三門に登って、後は東本願寺に急ぐ。ウチは浄土真宗大谷派だから、京都に来たときはなるべく東本願寺にお参りすることにしているのだが、なにしろ、このお寺、夕方閉まるのが早い。

四時五分前ぎりぎりに飛び込んだ。阿弥陀堂は既に御簾を閉め始めている。大急ぎで座ってとりあえず合掌。阿弥陀如来の無碍光を、ちょっとだけ浴びることができただろうか。

毎度ながら、大急ぎの京都寺社巡りだった。ああ、もうちょっとのんびりと廻ってみたいものなのだが。

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