昇り切る高みまで影追ひたきもじき見失ふ揚雲雀かな

雨は昨夜の家に上がったらしく、雲も昼頃には晴れて青空が広がった。春らしい景色である。
土手の道を歩くと、いろいろな鳥たちの鳴き声が重なり合って、どれがどれやらわからないほどだ。
辛うじてわかるのは、土手の向こう側の田んぼの上から聞こえる雲雀の声である。声のする方に目を凝らすと、米粒より小さな黒い点がちらちらしている。あれが雲雀だろう。
もう少しあの点を追っていれば、そのうちにすぅっと降下してくるのだろうが、空がまぶしくて、そこまで追い切れない。まさに春景色である。
コメント
おお!見覚えのある懐かしい風景。
もう少し大きいサイズで、よぉーぐ見せてくなんしょ。
投稿: Mikio | 2008年4月14日 20時25分
mikio さん:
実は、この川は拡幅工事で、この春から幅が 2倍になってるんですよ。元はもっと「小川」って感じでしたけどね。
それでも、いかにも関東の田舎という感じで、ほのぼのします。
すみませんが、小さくしたファイルしか手元にないので、これで我慢してください。m(_ _)m
投稿: tak | 2008年4月17日 15時15分