« 皐月二十五日の歌 | トップページ | 皐月二十七日の歌 »

2008年5月26日

皐月二十六日の歌

真白なるマーガレットの花に差す乙女の淡き血脈の紅


0805261

近所のショッピングセンターの植え込みに、マーガレットの花が満開になっている。ちなみに、これは確かにマーガレットだと思うのだが、なにぶん、花の名前には詳しくないので、間違っていたらご指摘頂きたい。

で、とりあえず、これはマーガレットであるという前提で話を進める。

マーガレットの花は、白いものだと思っていたが、中にはうっすらとピンクのさしている花もある。どういう遺伝子のいたずらかしらないが、なかなか面白い。

唐突に、自分の昨日の歌を思い出してしまった。

蘆の葉の滴は昔幾度まで我が身の赤き血でありたるか

蘆の葉の滴は、その昔、自分の体の中を流れていたかもしれないと思われたが、マーガレットに差す紅色が自分の中を流れていたかもしれないとは、到底思われなかった。

|

« 皐月二十五日の歌 | トップページ | 皐月二十七日の歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 皐月二十六日の歌:

« 皐月二十五日の歌 | トップページ | 皐月二十七日の歌 »