皐月二十六日の歌
真白なるマーガレットの花に差す乙女の淡き血脈の紅
近所のショッピングセンターの植え込みに、マーガレットの花が満開になっている。ちなみに、これは確かにマーガレットだと思うのだが、なにぶん、花の名前には詳しくないので、間違っていたらご指摘頂きたい。
で、とりあえず、これはマーガレットであるという前提で話を進める。
マーガレットの花は、白いものだと思っていたが、中にはうっすらとピンクのさしている花もある。どういう遺伝子のいたずらかしらないが、なかなか面白い。
唐突に、自分の昨日の歌を思い出してしまった。
蘆の葉の滴は昔幾度まで我が身の赤き血でありたるか
蘆の葉の滴は、その昔、自分の体の中を流れていたかもしれないと思われたが、マーガレットに差す紅色が自分の中を流れていたかもしれないとは、到底思われなかった。
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