水無月二十三日の歌
下界より望めば雲の中ならむ雨の社に一人詣でぬ
いくら晴れ男の私でも、長野県内全域の大雨警報だの、洪水警報だのには敵わない。戸隠神社は大雨の中の参拝だった。
上の写真が戸隠神社の中社である。これだけサイズを縮小しても、目をこらすと雨の降っているのがわかりそうだ。
社殿の上の白っぽく見えるのは、あれは雲である。ここは、下界から見たら雨雲の中なのだ。
奥社まで歩こうと思って、傘を差してとぼとぼ歩き始めたら、本降りが豪雨に変わって、山の中の参道が濁流と化してしまったので、遭難するよりましだと思って諦めた。
途中で、米国人のヒッチハイカー、アレックス君を拾って長野まで乗せてあげる間に、戸隠そばをごちそうする。ヨガと禅が好きというだけあって、初めて食べたそばも気に入ったようだ。
下の写真は諏訪大社上社本宮。拝殿に向かって横っちょから入るという、珍しい造りの神社である。この件に関しては、「今日の一撃」 で解説しておいた (参照) ので、興味のある方はどうぞ。
諏訪大社の下社、春宮、秋宮を廻る頃には、だんだんと雨も上がってきて、明日の仕事は 「曇り時々晴れ」 の中でできそうである。
仕事になってしまうと、私の晴れ男ぶりは効き目がある。私は案外真面目なのかも知れない。
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