文月九日の歌
無花果の青く小さき実は未だ鳥の目にさへ止まることなし
昨日から少しだけ気温は下がったようで、夜の寝苦しさはかなり収まったが、夜が明ければ相変わらず蒸し暑い。
取手駅の近くに借りている駐車場から駅までの道すがら、竹林があるのだが、そこにイチジクの木が一本生えていて、小さな実がなり始めた。
まだ青く小さいので、枝に成った状態は垂れ下がるという感じからはほど遠い。ちょこんとふくらみかけているという段階だ。これでは、小鳥だって見向きもしない。
イチジクという名の語源は、一日に一個ずつ実が熟すからという説と、実が熟すのに一ヶ月かかるからという説の二つがあるという。どちらももっともらしい。
ということは、この実は、来月あたりだんだん熟すのだろう。
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