文月一日の歌
短冊に願ひごとして篠竹をはや飾りたり五月晴れの日
常磐線取手駅の改札口に、近くの幼稚園や小学校の子たちが書いた短冊を一杯つけた七夕飾りが登場した。
いつも言う繰り言で、旧暦派の私としては、梅雨も明けないうちの七夕祭りなんて、全然しっくりこない。今日は旧暦でいえば、まだ五月二十八日だ。
とはいえ、これはまあ、小さな子たちが無邪気に書いたものだから、許そう。七夕の前祝いということで。
で、短冊に書かれた願い事をみると、さすがに今どきの子である。「ピアノがうまく弾けるように」 なんていう可愛らしいのに混じって、「みのるとラブラブになる」 とか、「アイドルめざします」 なんていうのが、かなりある。
「小さな子たちが無邪気に書いたものだから、許そう」 と書いたが、うぅむ、無邪気かなあ。まあ、無邪気なんだろう。
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