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2008年7月11日

文月十一日の歌

川のみにあらざり森羅万象はさざ波を立つ静けき朝も


今朝は静かな朝である。静かな朝とはいえ、裏の川面をみると、さざ波が立っている。

さざ波が立っているのは、川面ばかりではない。このさざ波は、風の動きの反映である。つまり、空気にも同じ波が立っているのである。

そして空気ばかりではなく、岸に生える蘆にも同じ動きが伝わっている。あの川面のさざ波は、あのあたりの目に見えない 「波」 を、目に見える形として翻訳してくれているのである。

この静かな朝にも、目に見えぬところで、森羅万象は常に動いているのだ。

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