« 文月二十九日の歌 | トップページ | 文月三十一日の歌 »

2008年7月30日

文月三十日の歌

下町の路地裏の風背に受けて今日一日の仕事終わりき


0807301

誤解を恐れずに言うと、今日は寒い一日だった。

まず、昨日の夜更け頃から、急に涼しくなった。寝る直前まで窓を開け放していたら、風がびゅうびゅう入り込んで、家の中が寒いほどになった。

そのままタオルケットだけで眠りにつくと、夜明け前頃には身体が冷え切ってしまった。

それで、朝に電車に乗ると、ものすごい暴力的な冷房が効いていて、震えるほどだった。仕事先の冷房も効きすぎで、ひんやりしすぎ。

帰りの電車は朝にも増してエアコンの効きすぎで、冷凍車に乗っているような気がした。暖かいコーヒーを飲もうと入ったスターバックスも、冷房の効きすぎで、こめかみが痛くなるほどだ。今震えながらキーボードを打っている。

暑い日ほど世の中の冷房が効きすぎて、凍えてしまうというパラドックスに陥る。唯一いい気持ちになったのは、北千住の路地裏を通り抜けた時だけという、妙な一日だった。

|

« 文月二十九日の歌 | トップページ | 文月三十一日の歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 文月三十日の歌:

« 文月二十九日の歌 | トップページ | 文月三十一日の歌 »