葉月十六日の歌
みちのくの晩夏を離れ坂東の続く真夏の雷鳴を聞く
昨日夕方に酒田を発って、延々八時間のドライブの末に、つくばの地に辿り着いた。
東北道は西那須野より南は三十キロ以上の渋滞ということなので、矢吹で降りて後は国道二百九十四号線を南下した。
来たときとほとんど同じルートを逆に辿ったことになる。おかげで渋滞にはまったく巻き込まれずに済んだ。
高速道で一寸刻みの渋滞にイライラするより、一般道をスムーズに辿る方が、精神衛生にはずっといい。
庄内は秋が近いことを感じさせたが、関東に戻ってみればまだまだ真夏である。晩夏から真夏に戻ると、暑さがこたえる。
夕方から急に曇って雷が鳴り出した。ざっと一雨来てくれれば、少しは涼しくなるかもしれない。
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