葉月二十一日の歌
鉄骨と煉瓦の色の褪せ果てて昔の風をきくガード下
この歌は、実は昨日の歌として詠んで、昼のうちに更新しておいたものである。もしかしたら、デジャブ感にとらわれてしまった人もいるかもしれない。
昨日の夕方、どうしてもリアルタイムで書いておきたいことができてしまったので、急遽差し替えて、昨日の分は今日に回すという非常措置をとらせてもらった。
写真は、神田駅前のガード下。昭和四十年代の雰囲気を残している。鉄骨と煉瓦の色がすっかり褪せて、まるで平成の世の中とは思われないほどの雰囲気である。
日陰になるので、風が吹き込むと少しは涼しい。それでも、ひっきりなしに車が通りすぎるので、気持ちがいいというわけでもない。なんだか不可思議な空間である。
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