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2008年8月18日

葉月十八日の歌

小夜更けて見上ぐる空に待つまでもなく照りゐたる居待月かな


0808181

夜が更けて帰宅するまで、和歌ログの更新を忘れていた。今日はカメラのバッテリーを入れ忘れて出かけてしまったので、写真を撮ることもできなかったし。

帰宅して、カメラのバッテリーを装着し、表に出てみると、暗すぎて写せるものなど何もない。ふと見上げると、そこに満月を少しだけ過ぎたばかりの月があった。

この月を古来より居待月と言ったらしい。「居る」 は座っているとの意味で、「月の出を立って待つには遅すぎる月」 だからそう呼ぶという。「寝待月」 とも言うとある。

そうか、今日はこの月を写すために、バッテリーを忘れて出たのかと納得した。

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コメント

柴門押出小庭幽 吹面微風感早秋
仰見今宵居待月 朦朧玉兎暈囲柔

私も夜の愛犬の散歩時に空を見上げました。
うっすらと朧な月が美しく出ておりました。
あぁ、秋だ!・・と。
美しくやるせない季節はすぐそこに来ていますね!

投稿: 歩遅子 | 2008年8月19日 09時08分

歩遅子 さん:

前回の漢詩とはずいぶん違った印象ですね。

やはり、季節は変わりつつあるようで、少なくとも、明日あたりからは熱帯夜は避けられそうです。
(とはいえ、今日は暑いですが ^^;)

投稿: tak | 2008年8月19日 10時30分

ええ、tak様のお気持ちになって・・・詠んでみました!
なんだか、美しい情景を想像してしまって!!

投稿: 歩遅子 | 2008年8月19日 14時41分

歩遅子 さん:

>ええ、tak様のお気持ちになって・・・詠んでみました!

そうでしたか。ありがとうございます。
道理で、妙にしっくりくると思いました。

投稿: tak | 2008年8月19日 23時32分

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