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2008年8月11日

葉月十一日の歌

釣り糸と水面の奥の何を見て魚釣る人はただ座るらむ


0808111

昨日に続いて、今朝方も涼しいような気がしていたが、日が昇るに連れて気温もどんどん上がり、何のことはない、暑い一日になってしまった。

アブラゼミが日がな一日、ジージーと鳴き立てて、夏の感覚をますますもり立てる。それでも、窓を開け放していれば風が通って、辛うじてエアコンをつけずに仕事ができる。

裏の川の向こう岸で、釣りをしている人がいる。二人並んで、スタンドに立てたパラソルの下に座り込み、朝から昼を過ぎてもずっと釣っている。少なくとも六時間ぐらい、ずっと釣り続けている。

釣りというものは、何を見つめて、あれだけ長時間座っていられるのだろうか。

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コメント

残暑お見舞い申し上げます。
秋立つとは名のみ!暑い日が続きます。

  連日熱波愈万端 立秋名耳夏炎闌
  朦朧心裏重慵堕 不有微風残照丹

”釣り”と”酒”を知らぬは人生の損失などと
言われますが、本当にこの暑さのなかじぃ~~と
水面を凝視するって<座禅>みたいな境地なんで
しょうか!(笑)・・・・

投稿: 歩遅子 | 2008年8月12日 08時35分

歩遅子 さん:

字面からしてかなり強烈な詩ですね ^^;)

つくばの地は、それでも夜明けや日暮れに秋らしさを見いだせるようになりました。
(強いて見いだそうとすればの話ですが)

まあ、十月までは暑いものと覚悟してます。

投稿: tak | 2008年8月12日 12時05分

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