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2008年9月14日

長月十四日の歌

この海を海豚の我は泳ぎゐて蜃気楼にて宙を飛びたり


富山県への出張を終えて、今、上越新幹線で東京に向かっている。

昨夜は魚津のホテルに泊まり、今日は昼頃に 「埋没林博物館」 というところを見学した。二千年前の海水面上昇によって水面下に没した杉の原生林の樹根が昭和二十七年に発見され、一部そのままの状態で保存されている。

発見された状態のままで、廻りを囲い、保存してある水槽まである。なかなか神秘的なもので、私は感動してしまい、気合いを入れて何枚も写真を撮った。

しかし、非常に残念なことに、なぜかその写真が保存されていないのである。途中までは何度も保存されてあるのを確認していたのだが、いざ取り出してパソコンに保存しようとしたら、消えている。

埋没林博物館の廻りの海は、「蜃気楼の見える海」 だそうで、今は季節的には蜃気楼が生じにくいらしいが、それでも、なんとなく雰囲気はわかった。水平線を注視していると、ときどき水面の上に白い光の帯が走っては消える。この光の帯がずっと消えないぐらいになると、多分蜃気楼が発生するのだろうという気がした。

その光の帯が走るところもきちんと写したはずなのに、保存されていない。本当にショックである。というわけで、今日は辛うじて消えていなかった魚津神社の写真である。

そう言えば、先々月に信州に行ったときも、松本城を写した時間帯の写真がごっそり消えていた。気を付けなければならない。

まあ、写真が消えたのを別にすれば、仕事はとてもうまく進んだし、おいしい魚を思い切り食べたし、天気も良かったし、なかなかいい旅ではあった。

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