神無月十六日の歌
車窓には刈田の他に何もなき越後を抜けて今日も帰りぬ
昨夜から新潟入りし、新潟駅近くのホテルで一泊。今日は朝から仕事がトントン拍子に運び、予定通り三時過ぎの新幹線に乗って東京に帰ってくることができた。
あまりトントン拍子に進みすぎて、新潟では写真を撮る暇が全然なく、仕方がないので、帰りの新幹線の窓から、新潟平野の景色を収めた。
新潟平野というのは、ご覧の通り、ただただ田んぼだけが延々と続くところである。
最近は長距離の列車は急行なんてものがなくなって、ほとんど特急だけになったが、学生時代は、帰郷するのに特急券を買う金がなかったので、安い急行を使った。上野から酒田まで、九時間ぐらいかかった。
急行列車の窓から外を眺めていると、上越国境の山を越え、長岡を過ぎてからは、延々と新潟平野の景色が続く。田んぼの他、何もない景色である。しかも、新潟平野は広い。いつまで経ってもこの景色である。
「まだ新潟県を抜けていないのか」 と、四時間ぐらいずっとうんざりしていたのを思い出す。
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