神無月十三日の歌
肉眼を欺くまでに到らざる光遊びに写真は嵌る
祝日でも仕事は仕事。水戸方面からの帰り道、日が暮れてから食事をした。
駐車場で、今日はまだ一枚を写真を撮っていないことに気付き、デジカメを夜間モードにして撮影。露出時間が長くなるので、車の屋根を三脚替わりにして固定してシャッターを押す。
帰宅して、PC で拡大して眺めて、「今日は一日上天気で、雨なんか降っていなかったよなあ」 と驚いた。
よく見ると、街の灯りが雨に濡れた路面、いや、それどころか静かな湖面にでも映り込んでいるように見えるのは、車の屋根に映っているのだとわかった。
肉眼で見ただけでは気付かない光のいたずらを、カメラは捉えることができる。いや、肉眼ではだまされない光のいたずらに、カメラは容易にひっかかってしまうというべきか。
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