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2008年11月 5日

霜月五日の歌

舌の端にざらざらとして酢き味のぐみ食みをりし秋の日を思ふ


常磐線取手駅西口の再開発で、建物はつぶしたものの土地の造成に手のついていない区域は、雑草だらけで放置状態だ。

その中に、ちょっと目立つ姿の草の実がなっている。一体なんだろうと調べたら、「ヨウシュヤマゴボウ」 (洋種山牛蒡) というものだとわかった。

草全体に毒があって、食べると嘔吐や下痢が起こり、最悪の場合は呼吸障害や心臓麻痺で死に至ると書いてある。

みそ漬けなんかの、いわゆる 「山ごぼう」 とは、全然無関係だという。これの根っこがゴボウになるというわけではないらしい。そりゃそうだろう。

昔、秋になると中学校の便所の裏山に 「ぐみ」  が成って、これをよくつまんで食べていた。酸味と渋みのミックスしたような味で、それほどおいしいものでもなかったが、食べられるものなら何でも口に入れたい時期だった。

今の子どもは、別に 「毒だから食べないように」 なんて教えてあげなくても、道端の草の実を食べようなんて、発想すらないんだろうなあ。ましてや、便所の裏のぐみなんてね。

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コメント

>便所の裏のぐみなんてね・・・・

なんだか・・そこはかとなく謎めいた青春の1ページが
甘酸っぱく思い出されますなぁ!

投稿: 歩遅子 | 2008年11月 5日 15時59分

歩遅子 さん:

>なんだか・・そこはかとなく謎めいた青春の1ページが
>甘酸っぱく思い出されますなぁ!

いや、これに関しては、単に腹が減っていたというだけの、身も蓋もないお話です。
あの頃、食事の直後以外はいつも腹が減ってました。

便所の裏が 「ぐみの宝庫」 というのは、当時の男子生徒にとって周知の事実でしたので、放課後なんか、みんなちょくちょくつまんで食べてました。

「謎めいた青春の1ページ」 は、便所の裏ではなく、音楽室の裏とかでありたいなあと思います (^o^)

投稿: tak | 2008年11月 6日 10時46分

>青春の秘め事・・・かな?
そ~~ですね、確かに・・・WCの裏じゃぁ・・・

投稿: 歩遅子 | 2008年11月 6日 16時18分

歩遅子 さん:

「青春の憚り事」かもしれません ^^;)

投稿: tak | 2008年11月11日 16時08分

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