師走二日の歌
変はる街変はらぬ店を抱きゐて師走二日は和歌ログ記念日
そういえば、今日十二月二日は 「和歌ログ記念日」 だった。五年前の今日、ふとした思いつきで、毎日歌を一首詠んで、それをサイトにアップすることにしたのだ。
あれからもう五年間も、掛け値なしに毎日毎日、歌を読み続けてきたのである。我ながらよく続くものだ。「継続とは力なり」 というが、果たして本当に 「力」 はついているのだろうか。
で、昨年のこの日まで、「師走二日は和歌ログ記念日」 という下の句で、枯れ葉をテーマにした歌を詠むことに決めていたのだった。枯れ葉がテーマというのは、和歌ログの最初の歌がたまたま枯れ葉を詠み込んだものだったからという、単なる行きがかり上の理由である。
しかし、今日はそんなことは忘れてしまっていて、枯れ葉の写真なんか撮っていない。もう日が暮れてしまったので、今さら外に出て枯れ葉を探す気にもなれない。
というわけで、今年から 「枯れ葉」 をテーマにするのはやめ。下の句だけを引き継ぐことにした。自分で決めた自分だけのルールだから、変えるのも勝手である。
今日は十五年ぶりぐらいで、仕事で町田の街に行ったので、大層あわただしかったのだ。何しろ、私の家から町田までは三時間近くかかる。新幹線なら大阪に行ってしまうほどの時間である。
写真の正面に見えるのは、小田急線町田駅前のジーンズショップ、マルカワ本店。昔、繊維業界紙の記者だった頃、何度か取材したことがある。当時、この店は日本一ジーンズを売る専門店だったのだ。
今は昔の話だが、今でもそれなりに繁盛しているようで安心した。
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