« 師走十六日の歌 | トップページ | 師走十八日の歌 »

2008年12月17日

師走十七日の歌

窮屈に曲げたる首を不意に伸ばし白鷺は今日も飛び去りにけり


Wakalog_081217前日までの予報では昼頃から雨と言っていたのだが、夜が明けてみれば朝方からぽつりぽつりと降りだしている。まあ、風邪引きにはありがたいお湿りだ。

裏の川に今日も白鷺が来ている。階段の踊り場の窓をそっと開ける。この時点で、既にこちらの気配に気付いてはいるようだが、まだ逃げない。

網戸も開ける。まだ大丈夫。デジタルカメラを構えてシャッターを押す。OK。もう一枚撮ろうとした瞬間、ついに羽を広げて飛んでいってしまった。飛ぶ瞬間も撮ろうと思ったのだが、取り損ねてしまった。

鷺というのは、本当に用心深い。スズメやハトなら、もっとずっと近づけるのに。

Straightening its neck long and white
A snowy heron has flown out of my sight

なんだか今日は、英語バージョンの方ができがいいような気がする。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 師走十六日の歌 | トップページ | 師走十八日の歌 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 師走十七日の歌:

« 師走十六日の歌 | トップページ | 師走十八日の歌 »