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2008年12月 1日

師走一日の歌

遙々 (はるばる) と彼方より来てさらにまた遠くへと去る芋売りの声


Wakalog_081201 今日は既に十二月。せわしいことである。

「い~しやぁきいもぉ~、おいも、おいも、おいもぉ~」  焼き芋屋の売り声が響く季節になった。

私は焼き芋は嫌いというわけではないが、好んで食べようとも思わない。しかし、女性には焼き芋好きが多いような気がする。

以前努めていた会社の経理のおばさんは、石焼き芋の売り声が聞こえると、窓を開けて 「やきいもやさぁ~ん、今行くからねぇ~」 と叫び、すぐに飛び出して行ったものだ。

焼き芋屋の売り声は、遠くから聞こえて長い時間をかけて近づいてくる。そして、同じぐらいの長い時間をかけて遠ざかる。

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