ぬばたまの闇路の空をくらげなす気球の内の赤き血の色
日が暮れるまで水戸方面で仕事をし、夜の常磐道をひた走って帰ってきた。つくば学園都市で常磐道を降りて遅い夕食をとり、ふと空を見上げると、夜空に浮かぶ赤い物体がある。
熱気球のようだ。ただ、誰かが乗って夜空を飛んでいるわけではなく、地上にロープで結ばれて、ただ風に漂っているだけのようだ。
どこかの店の宣伝用のように思えるが、どの店のものだかもわからず、意味不明に漂っている。夜の海中を漂う赤いクラゲのようにも見える。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
コメント