東京タワーの写真残してデジカメ昇天
デジカメは息引き取れり黒雲と東京タワーの写真残して
愛用のデジカメが昇天した。余計なことだが、タイトルに 「デジカメ昇天」 と入力しようとしたら、最初は 「デジカメ焦点」 と変換された。なるほど、普通の文脈ならそうなるよな。妙なところで変換精度に感心した。
近頃ズームの際のレンズが出たり引っ込んだりする動作がかなり怪しいと思ってはいたのだが、ついに電源オフでもレンズが引っ込まなくなった。ようやく引っ込んだと思ったら、今度は電源オンでもレンズが出てこなくなり、おしゃかである。
この写真が、息を引き取る前にだましだまし写した最後の写真である。最後の写真が曇り空を背景とした東京タワーというのも、何だかなあと言う気がする。
ずいぶん長く使い倒したような気がしていたのだが、和歌日記をさかのぼって調べたら、去年の三月二十七日付に 「昨日新しい機種に買い換えた」 という記述が見つかった。ということは、ほぼ十ヶ月しかもたなかったということだ。おいおい。
私は毎日和歌ログ用の写真を撮る以外に、仕事上でもしょっちゅうスナップ写真を撮る必要に迫られるので、普通の人の何倍もの密度で使い倒してはいる。とはいうものの、たった十ヶ月とは短すぎる気がする。
その前に使っていたカシオのエクスリムは三年近く使い、ネジがいつの間にか二~三本抜け落ち、ガワがゆがんでぼろぼろになった時点でようやく壊れたが、もうメーカー名出しちゃうけど、リコーのデジカメは二度と買わないことにしようと思う。
いずれにしても、デジカメがないと仕事にも差し支えてしまうから、今日は秋葉原に寄って新品を買って帰らなければ。ああ、定額給付金をもらう前から散財である。それから、できればこのカメラも修理して、予備のカメラにしよう。
My camera passed away in an hour
Leaving only ten month memory of the best buy
And some final pictures of Tokyo Tower
Against the background of dark winter sky
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