雪はたいしたこともなく
雪ならで氷雨の都週末の肩をすぼめて人は行き過ぐ
未明から雪になりそうという予報だったが、実際にはたいしたことがなかった。
庄内平野ならまったくどうということもないほどの僅かな雪で、関東は大混乱になる。それだけに心配だったのだが、昨夜十一時過ぎ頃に空を見上げたらまだ月がよく見えたので、「こりゃ、たいしたことないな」 と見くびって、安心して寝た。
果たして今朝目が覚めたら、道路は濡れているものの、白いものは屋根の上にも見えなかったので、改めてほっとした。東京では朝の六時頃に初雪が降ったそうだが、九時半頃に神田に着いた頃には、その気配すら残っていなかった。
しかし、東京の雪の季節はこれからである。桜が咲いてから雪が降ったのは、平成十三年の三月三十一日だった。つい最近ののような気がしていたが、もう八年近く前になるのだなあ。
和歌ログはおろか、本宅サイトの 「知のヴァーリトゥード」 が始まったのですら、翌年の平成十四年だから、私のサイトとしては 「有史以前」 のようなものである。かなり前のことが 「つい最近」 と思われるのは、年を取った証拠という人もいるが、どうなのだろう。
Freezing rain instead of snow
Keeps wetting the weekend road
In the evening people come and go
Talking about somothing out of mode
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