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2009年1月 4日

板橋不動に参詣す

この年の憤怒の相は何時になく重き心地す不動明王


Wakalog_090104 唐突だが、今日からブログのタイトルを 「○月○日の歌」 というスタイルではなく、内容を表わすものに変更することにした。というのは、何年も続けると、同じタイトルのエントリーが年数分だけできることになるので、それを避けようということである。

というわけで、今日はタイトルにあるように、板橋不動に参詣したお話である。板橋不動というのは正式な名を清安山願成寺不動院といい、この辺りでは名高い真言宗の寺。

ここは初詣の名所で、昨年は元日に約四キロメートルの道を歩いて詣でようとしたのだが、着いてみると長蛇の列に恐れをなして諦めたというのは、和歌日記に書いたとおりである (参照)。いずれにしても、初詣は近所の産土の神の小さな神社で済ませているし。

そこで今年は三が日を過ぎて人混みの一段落するのを待ち、今日になってから徒歩で向かったわけだ。今年はたまたま次女が家にいて、「一緒に行く」 というので、二人で歩いていった。

クリスマス以来続くという晴天の下、車の多い県道を避け (初詣に車で行く人が絶えないので、いつもよりずっと車の通りが多い)、田んぼの中のあぜ道を行く。なかなかいい気持ちである。

寺で参拝を終えると、娘はおみくじを二つも引き、屋台の出店で杏飴を買って嬉々として食べている。帰り道になると疲れたと言って、私の腕にぶら下がる。二十四歳になった娘とも思われないが、まあ、父親を毛嫌いするよりはずっとましか。

というわけで、平成二十一年は世間の荒波をよそに、穏やかな調子で四日を過ぎたのであった。

それにしても、板橋の不動尊を詠んだ歌では、平成十七年の歌がなかなか越えられないなあ。こんな歌である。

両刃なる剣持てばこそ不動にて明王は切らざれ我をも彼をも

ああ、歌というのは難しいものだ。

Acalanatha's physiognomy of indignation
It looks much heavier than usual
But I know it is never an accusation
On the first visit of the year to the Temple

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