枯れ枝の節に光る雫
冬の雨光る雫の節ごとに芽の萌え出づる春を待たなむ
戸惑ってしまうほどの暖かい夜が明けると、雨の朝だった。日中は日が射さないので、気温が上がらないのかと思いきや、歩いていると汗ばんでしまうほどの暖かさ。よくわからない天気である。
雨が枯れ枝の節々で雫になり、光っている。この状態で日が射してくれば、一つ一つの雫がプリズムのような働きをしていろいろな色に光るのだが、雨降りのままなので、単なる雫のままである。
それにしても、雨粒というのはいつまでもぶら下がっているものである。驚くほど大きく膨らんでも、なかなか落ちない。大したものだ。
Raindrops are subtly trembling
At every knots of boughs and twigs
They are waiting for a breeze of spring
To come into new buds and sprigs
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