« 三連休の終わり | トップページ | 霜と霜柱 »

2009年1月13日

有明の霜

立ち枯れの菊の花弁におく霜の白きの彼方萌ゆる有明


Wakalog_090113_2 今朝はこの冬一番の冷え込みだったらしい。東京でも零度を記録したそうだ。

最近は温暖化のせいか、東京で零度とか氷点下とかを記録することは滅多にない。うちの田舎でも、せいぜい下がってマイナス二度とか、そんなところだ。

つくば周辺は、マイナス三度ぐらいに下がったようだ。多分、酒田より冷えただろうと思う。酒田は海岸に面しているから、そんなに滅茶苦茶な低温にはならない。ただ、風が強いので体感温度はかなり低くて、顔がこわばってしまうほどだが。

朝、窓の外をみると、見事な霜野原である。あまり見事なので、寒さを押して外に出て、早朝の写真を撮りまくってしまった。ここに載せた写真は、立ち枯れの菊に降りた霜である。まるで淡雪が積もったように見える。

このくらい凍てついた白さをみると、かえってその下でいのちが春の準備をしているのを感じてしまう。

Withered chrysanthemum stands in dawn
Coverd with frost into pure white
See the eastern horizon colored in fawn
The rising sun gives us healing light

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

|

« 三連休の終わり | トップページ | 霜と霜柱 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 有明の霜:

« 三連休の終わり | トップページ | 霜と霜柱 »