竹の秋
竹の葉に青さの戻り来るまでは春の中にも侘びぞ残れる
「竹の秋」 という言葉がある。歳時記では 「竹秋」 というはずなのだが、Goo 辞書で調べると、「竹の秋」 は出てきても、「竹秋」 だと出てこない。
さしもの ATOK でも 「ちくしゅう」 で一発変換されない。「歳時記 竹秋」 でググれば、いくらでも出てくるのになあ (参照)。
竹の秋とは、陰暦三月の別称ということになっている。で、今日は旧暦で言えば三月五日なので、まさに 「竹の秋 = 竹秋」 である。
今頃になると、古い竹の葉が黄色くなって落ちる。確かに、駅までの道の途中にある竹林の葉も、大分黄色くなってきている。陰暦の弥生というのは、本格的な春の陽気になるまでは、こんなようなわびさびっぽい光景もある。
We are in the season called "bamboo's fall"
Until bamboo leaves regain color of green
Spring has not come over the wall
Of "wabi", an element usually unseen
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