銚子電鉄とぬれ煎餅
銚電の昭和の錆の浮きゐるに平成の客押し込まるなり
今日は所用で潮来から神栖、波崎、銚子まで行った。ちょっとした旅行である。
三連休の中日、天気も上々で、銚子の犬吠埼は観光客で賑わっていた。銚子といえば、近頃有名なのは銚子電鉄、略して 「銚電」 である。
赤字で潰れかけた銚子電鉄を救ったのは、「ぬれ煎餅」 という土産物。濡れ煎餅の売り上げのおかげで、銚子電鉄は倒産の危機を免れ、休日には観光客で賑わうようになった。
たまたま犬吠埼の駅にさしかかると、観光バスから降りた団体客が、ちょうど駅に到着したたった 1両の電車に乗り込むところだった。
電車は古いガタガタの車両で、屋根なんかサビサビである。時ならぬ観光客でラッシュアワー並みのぎゅうぎゅう詰めになって、銚子方面に発っていった。観光バスは銚子駅まで先回りして待つのだろう。
ぬれ煎餅は、なかなかおいしかった。
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