アメリカ製の古い鉛筆削り
古き良きあめりかてふは錆の浮く鉛筆削り光るが如し
我が家にアメリカ製のオールドファッションドなデザインの鉛筆削りがある。妻と暮らし始めた頃に買い求めたものだから、もう三十年以上前に買い求めたものだ。Boston というブランドが刻印されている。
買い求めた頃には既にちょっと古いデザインが売り物の品物だったが、今となってはスチールの部分にはうっすらとサビが浮き出て、見るからに骨董品だ。
日本製の昔の鉛筆削りは、机の端に締め付けて固定するタイプが多かったが、これはゴムの吸盤で机の面に固定する仕掛けになっている。これはなかなか優秀で、今でも取っ手を倒して真空にすると、大抵の机にはぴったりと吸い付く。
そんなわけで、今でも現役で使おうと思えば使えるが、最近は実用品というより、部屋のアクセサリー的な小物になっている。なかなか雰囲気のある品物である。
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