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2009年4月 1日

寒い春の桜

寒々しき春に桜の色染まず空しくベルを鳴らす人あり


Wakalog_090401 つくば周辺の桜も、ようやく 「開花しました」 という段階から、二分咲き、三分咲きと言っていいレベルになってきた。ただ、木によって咲き方はいろいろで、日当たりとか風通しみたいな要素にかなり左右されるようだ。

この写真は固まって咲いている部分をアップで撮ったのだが、そのまわりは蕾ばかりというのがわかるだろう。

朝から小雨模様で日が射さないので、昼になってもかなり肌寒い。三月の半ば過ぎからの低温はちょっとだけ異常な現象らしい。先月二十四日に気象庁が 「東日本と西日本の低温に関する全般気象情報」 という情報を出しているほどだし。

それにしても、自然というのはどこかで帳尻を合わせてバランスをとろうとするものだ。暖冬だと、大抵春先に寒い。どこかに溜まっていた寒気が、遅ればせながら流れ出しているのだろう。冬のうちにさっさと出てくれればいいのだが、出過ぎると厳冬になってしまい、それもまた大変だ。

この寒さのおかげで、桜の開花宣言が出てから、満開になるまでの期間がやたらと長くなっている。長く桜を楽しめるのはいいが、ぱっと咲いてぱっと散る桜特有の、爆発的に華やかな光景は、多少薄まってしまうだろう。

In such spring with dark sky
Cherry blossoms hesitate in rain
Watching the season goes by
And a man rings a bell in vain

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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