今まさに竹に成り行く竹の子のその胸元の若竹の色
一昨日、「枕終へて羽織を脱ぎし噺家の如くに竹となるや竹の子」 と詠ったが、どうやら竹の子は、噺家が羽織を脱ぐような鮮やかさでは脱皮しないようだ。
今朝、駅まで行く途中で見たら、写真のように、ほんの少しだけ脱皮しかかっていた。竹の本体の直径が大きくなるにつれて、それまで覆っていた竹の皮が広げられて、自然にはげ落ちるということになるみたいなのだ。
皮が広がってしまったところは、鮮やかな緑の竹がのぞいている。さすがに若竹だけあり、周囲の竹の色と比べても格段に鮮やかだ。
(写真をクリックすると、拡大表示されます)
コメント