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2009年6月13日

心で味はふうまきもの

心にて味はへばこそまことなる飽かぬ旨さの幸ひてあれ


Wakalog_090613 「死ぬほどおいしい」 なんてものはこの世にないと思っているが (フグとかは別の話)、「心の底からじーんと幸せになれるほどおいしい」 食べ物は、探せば見つかる。

昨日会津での仕事の帰りに寄った旧友 mikio さんの食工房のパンもそのひとつだ。わたしはとくに、「堅焼き黒パン」 (写真下中央) がごひいきである。私は歯応えのある食べ物が好きで、パンもこのくらいぱりっとしているのがうれしい。

岩手県産の小麦、ライ麦全粒粉を使用し、キャラウェイシード、きび砂糖、沖縄の塩で風味をつけている。酵母はもちろん天然酵母。うちに暖簾分けされている阿武隈酵母に、飯豊酵母も加えられている。パッケージを開ける前から微かにいい香りが漂う。

我が家のパンも最近は相当年季が入ってきているが、食工房のパンはそれに気合いと探求心がみっちりとプラスされているから、比較にならないほどおいしい。どのくらいおいしいか、試しに食べてみればわかる。

「死ぬほど」 というわけじゃないが (そもそも、人は旨さでは死なない)、じーんとしてほろりとくるぐらいおいしい。「生きていてよかった」 「人生も捨てたもんじゃない」 と、しみじみ思えるほどの 「深うま」 である。

写真に写っているのは、堅焼き黒パンのほか、上段左からぶどうパン (人気商品)、スコーン (超人気商品)、そばマフィン (そば好きの私のごひいき)、堅焼きパンのパッケージ、そしてコーヒーである。

このほかに、シナモンロールも買ったのだが、私の妻がなぜかシナモンだけは苦手なので、昨日の帰り道、車を運転しながら食べてしまった。おかげで、夕食でレストランとかラーメン屋に入らずに済んだ。

「私も食べてみたい」 という人は、FAX でも注文できるので、こちら へどうぞ。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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