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2009年7月 5日

庭のハーブに寄りくる蜂の羽音

花咲けば遠き車に紛ふほど蜜吸ふ蜂の羽音ぞ響く


Wakalog_090705

手作りのベランダに出てみると、遠くの県道を走る車やバイクの音がひっきりなしに聞こえる。さすがに日曜だけに、人出が多いのかと思っていたら、それは車やバイクの音ではなかった。

我が家の庭には、クリーピングタイムというハーブが一面に植えてある。地面を這うように増える種類のタイムで、芝生替わりになる。

本物の芝生は手入れが大変なだけで、夏は熱を吸収しすぎて地面が熱くなるし、冬は冬枯れするしで、あまり役に立たないが、クリーピングタイムはいい香りがするし、ヤブ蚊を寄せ付けないし、夏でもあまり熱くならないし、冬の寒さにも耐えるし、なかなか健気なものである。

そのクリーピングタイムが今、花の時期になって、小さな白い花を一杯につけている。その花に、蜂たちが蜜を吸いにやってくる。車とバイクの音かと思っていたのは、その蜂たちの羽音だったのだ。

よく見ると、何十匹もの蜂が集まって羽音を立てている。蜂の苦手な人にはちょっと困ったことなのかもしれないが、普通に暮らしている分には、蜂だって好んで争いをしたいわけではないので、のほほんと共存していられる。

写真はようやくタイミングが合って撮影できた蜂の飛んでいる姿。ちょっとぼけてしまったが。

(写真をクリックすると、拡大表示されます)

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