鯉の世界
水面といふ名の一枚のフィルムによりて分けらるる鯉と我が世界
暑い暑い一日が暮れた。ようやく本当に梅雨明けしたのかもしれないと思ったが、天気予報を見ると、週明けはまた雨になるらしい。このところの天気はよくわからないが、今年はとくにわからない。
写真は某氏邸の庭の池の鯉。夕暮れ時に撮ったので、水面に映る庭木の効果も相まって、少し幻想的になったかもしれない。
池の縁に立つと、鯉たちは餌をくれるものと思うのか、一斉に足元に寄ってくる。鯉たちに私や庭木の姿はどのように映っているのだろうか。
水面というのが一枚のフィルムのように、その上と下の世界を分けているような気がする。
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