押し出しの強き夏の花の来るまで
梅雨明けて色濃き夏の花の来る時まで白くひめぢよをん咲け
早いもので、今年の半分は過ぎてしまった。残りの半年の初日である。
別に何を成し遂げたということもなく、ただそれほど悪いことも起きず、忙しかったりそれほどでもなかったりを繰り返しながら、淡々と月日は過ぎて行く。あんまり暇すぎるよりはいいのかもしれない。
今の時期、花の種類が少ない。目立つのはアジサイだが、それ以外の花は、もう季節が過ぎたか、これからかのどちらかだ。今は緑ばかりが目立つ。
梅雨が明ければ、いろいろな花が一度に咲き始める。花の世界はさぞかし過当競争になるのだろう。その競争に破れないために、今のうちにしっかりと体力を貯えているにちがいない
初夏の頃から空き地にさくヒメジョオンは、夏になれば目立ちたがりの花たちに、さりげなく舞台を譲るのだろう。
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